こんにちは!
今日ご紹介するジュエリーは、
おばあさまのリングをお直ししてほしい、という
メールを頂いたことからお話が始まりました。
まず最初のメールで頂いたリングのお写真がこちら。
真円のリングのはずが、長期にわたって身につけていることで
すっかり四角くなってしまっています。
こちらのリングは純金(K24)。
地金は金でもプラチナでもシルバーでも
純度が高いと素材がとても柔らかいのです。
ですので、こうなってしまうのもやむをえないのです。
でも!キチンとお直しできるのは、本物だからこそ!!
ぜひもう一度おばあさまにも身につけて頂きたい!
ということで、お直しが始まりました。
まず変形を直し・・・
ダイヤを入れる土台をプラチナでつけました。
土台をつけたのは、純度が高いためにまた歪む可能性があり
その時にダイヤが飛ばないように、補強の意味と
デザイン性を考えてご提案させて頂きました。
そしてダイヤをセッティング!
とても素敵な仕上がりに!!
お客様にとても喜んで頂けて、
こんな素敵なメールを頂きました
真四角だったリングが円形になって返ってきたので、
家族みんなで感動しきりでした。
ダイヤも小粒ながら上品な華やかさで、本当に素敵なものになりました。
祖母もとても喜んでくれて、
きれいになったと何度も眺めていました。
宝飾品に興味のない祖父も生き返った指輪に、
こんなにきれいに直るなら、
もっと早くお願いすれば良かったな、なんて言っていました。
実はダイヤは私からのプレゼントのつもりで勝手に入れたのですが、
思った以上に喜んでくれて、私もとっても幸せな気持ちになりました。
こんな風に少しずつ手を加えて
永く愛用していくことは、本当に素敵ですよね!
とても温かい気持ちになりました・・・
本当にありがとうございました!!