先日、お客様よりお母さまのエンゲージをリフォームしたい、
ということで指輪をお預かり致しました。
お客様は「小さいダイヤだし、どう使っていいのかわからない」とのお悩み。
でも私は指輪を見たとき、
「クラシカルでこれはこれでかわいい!」ってすぐに思いまして
デザインをそのまま使うことを提案させて頂きました。
でも使い勝手が悪い原因は、ダイヤを留めている爪。
ダイヤを大きく見せるため、セッティングが高くなっていました。
以前はダイヤは本当に高価なものでした。
なので、より大きく見せるため高さを出すセッティングが多かったんですね。
そこで爪を一段低く留め直し、磨きなおしたのがこちら♪
爪を低くしたのがこちらの部分です。
→の部分から、さらに2ミリは高くセッティングされていました。
リフォーム前の写真を撮れなかったことが悔やまれます
(ちょうどカメラの買い替え時期でした)
爪の形が星のような、お花のような…
とても可憐なデザイン。
今と違い、多くのデザインから選べなかっただろう時代に
こちらをお選びになったお母さまのセンスを感じますね!
もちろんお金をかけて全てを変えることも出来たとは思います。
でもお金をかけるだけではなく、気持ちも残すことが出来た。
そんなリフォームになりました!
「見違えた!」とお客様にも喜んでいただけました。
お手入れしてあげれば、いつまでも身に着けることができます。
ジュエリーって、やっぱり素敵ですね♪